大吉寺(長浜市)

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  • 大吉寺(長浜市)

小谷山の東にある天吉寺山の中腹に天台宗の古刹大吉寺は建つ。創建は貞観七年(865年)と古く、比叡山の僧安然上人の協力を得てこの地に建てられた。
現在は庫裏と本堂が残されているだけであるが、往時は源頼朝の庇護を受け僧坊49を抱える大寺であったという。 天吉寺山は標高900mほどの山で、今は300mほどの高さに現在の本堂はあるがもとは一子院であり、本来の本堂はその更に上で、 標高750m辺りに現在も本堂や経堂、塔などの跡が残されている。
「吾妻鏡」「平治物語」には、平治の乱で敗れた源頼朝が東国に逃げる際に、この地の草野定康によって 大吉寺の天井裏にかくまわれたという記述がある。 野瀬の集落の奥にある山道の先が大吉寺で、その辺り一帯を深い緑が囲む。 周りには民家もなく鳥の声と風の音しか聴こえない気持ちのよい山道を登る。 山門をくぐると庫裏があり、本堂はそこからさらに石段を登ったところにある。 本堂の中には、秘仏本尊を祀る厨子の前に、御前立の聖観音立像、その脇に源頼朝坐像、 不動明王立像、地蔵菩薩、阿弥陀如来立像、役行者像、元三大師像が並ぶ。
秘仏本尊の聖観音像は浮木観音とも呼ばれ、60年に一度の開扉となり次回は2049年の予定という。


  • 名称:寂寥山 大吉寺(じゃくりょうざん だいきちじ)
  • 宗派:天台宗
  • 札所:近江湖北二十七名刹霊場13番札所、びわ湖百八霊場39番札所
  • 本尊:聖観音像(浮木観音)
  • 本尊について:–
  • 公開:要予約(本尊聖観音は秘仏、60年に一度のご開帳、次回は2049年予定)
  • その他の仏像:御前立聖観音立像、平安時代後期、檜材一木造、彫眼、高さ67.4cm、市指定文化財
    阿弥陀如来立像、鎌倉時代、木造、市指定文化財
    地蔵菩薩立像、鎌倉時代、木造、市指定文化財
    元三大師坐像、室町時代、木造、市指定文化財
    源頼朝像、不動明王立像、役行者像など
  • 住所:滋賀県長浜市野瀬町217
  • 電話番号:0749-76-1051
  • 公共交通機関:JR北陸本線「長浜」駅から湖国バス「野瀬」バス停下車、北東の山道へ徒歩30分
  • 車:北陸自動車道「木之本」ICから約40分、「長浜」ICから約35分
  • 駐車場:アリ
  • 拝観料:志納
  • 拝観時間:–
  • 定休日:–
  • 拝観時間の目安:20分~40分
  • 拝観環境:内陣に入れて頂き間近で拝見することが出来る。
  • 備考:本尊の右に安置されている阿弥陀如来立像は快慶の作と思われる。
  • HP:–
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MAP—
滋賀県長浜市野瀬町217

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