栗東市の敬恩寺は金勝山の北に立つ浄土宗の寺院。 開基は不明だが、本尊阿弥陀如来立像の台座に記された銘によると室町時代、明応七年(1498年)に浄土宗寺院として建立されたとされる。 本尊の阿弥陀如来立像は鎌倉時代のもので重要文化財。ヒノキ材の寄木造で玉眼・漆箔を施す。目元の引き締まった威厳ある姿は山岳宗教の栄えたこの金勝山一帯のもつ力強さを思わせる。
右に安置されている十一面観音立像は平安時代12世紀頃のもので目鼻立ちは小さく角ばった頭部が特徴的。
- 名称:阿星山 敬恩寺(あせいざん けいおんじ)
- 宗派:浄土宗
- 札所:近江湖南二十七名刹霊場18番札所、びわ湖百八霊場98番札所
- 本尊:阿弥陀如来立像
- 本尊について:鎌倉時代後期、ヒノキ材寄木造、玉眼、漆箔、高さ97.5cm、重要文化財
- 公開:公開(事前予約が望ましい)
- その他の仏像:十一面観音立像、平安時代(12世紀)、ヒノキ材一木造、彩色、高さ164.5cm、栗東市指定文化財
- 住所:滋賀県栗東市荒張687
- 電話番号:077-558-0883
- 公共交通機関:JR草津線「手原」駅より、タクシーで約15分(徒歩で約1時間半)
- 車:名神高速道路「栗東」ICから約10分
- 駐車場:アリ
- 拝観料:志納
- 拝観時間:8:00~16:00
- 定休日:–
- 拝観時間の目安:10分~20分
- 拝観環境:本尊阿弥陀如来立像は外陣から拝観することが出来る。
- 備考:留守がちなため事前予約が望ましい。
- HP:ナシ
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滋賀県栗東市荒張687