梵釈寺(東近江市)


  • 梵釈寺(東近江市)

珍しい宝冠阿弥陀如来像を安置する梵釈寺は旧蒲生町の岡本集落にある。
桓武天皇の勅願により延暦五年(786)に創建されたと伝わる。桓武天皇の御代大津・滋賀の里の山中にあった。変遷を経て天和年間(1681~1683)に現在の場所に創建された。
本尊の宝冠阿弥陀如来坐像は目がつり上がり、目鼻立ちに渡来系の雰囲気が感じさせる。髪を束ねて綺麗な形に結った宝髻(ほうけい)は菩薩像の特徴であり、瓔珞をつけていたことから長く観音像として進行されていたが、衲衣を通肩にまとい阿弥陀定印を結ぶことから本像は宝冠阿弥陀如来像である。
また、境外には「山の神」と呼ばれる杉のご神木と、「野の神」と呼ばれる供物台が存在していて、この地域がはるか昔から自然と神が一体になって里の人々と共に暮らしてきたのだと感じる。


  • 名称:天龍山 梵釈寺(てんりゅうざん ぼんしゃくじ)
  • 宗派:黄檗宗
  • 札所:–
  • 本尊:宝冠阿弥陀如来坐像(伝 観音菩薩坐像)
  • 本尊について:平安時代藤原期、檜材一木造、漆箔、高さ115.4cm、国重要文化財
  • 公開:要予約
  • その他の仏像:帝釈天立像、梵天立像
  • 住所:滋賀県東近江市蒲生岡本町185
  • 電話番号:0748-55-2701
  • 公共交通機関:JR琵琶湖線「近江八幡」駅南口から近江バス日野行き「麻生口」下車、徒歩15分
  • 車:名神高速「八日市IC」、「竜王」ICから約30分
  • 駐車場:アリ
  • 拝観料:志納
  • 拝観時間:–
  • 定休日:–
  • 拝観時間の目安:10分~15分
  • 拝観環境:内陣に入れていただき近くから拝見できる
  • 備考:他にも境内には石造宝篋印塔(ほうきょいんとう)がある。鎌倉時代(1328年)に造立されたもので国指定重要美術品に指定されている。
  • HP:–
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滋賀県東近江市蒲生岡本町185